さようならすべてのエヴァンゲリオン(ネタバレはしないけどガッツリ映画の感想(ある意味ネタバレ))

 エヴァ見てきました。

3,4回泣きました。

感想としてはみんな大人になっていくんだなって思いました。

登場人物もエヴァを好きなオタクも庵野秀明も。

まだ見てない人はすぐ見るんじゃなくて予習してから見たほうがいいと思います。
具体的には宇宙戦艦ヤマト、トップをねらえ!、ふしぎの海のナディア、シンゴジラ、TV版、旧劇場版、新劇場版。
合計で一体何時間になるんだって感じはあるけど見ておいたほうが楽しめます。
少なくともTV版以降の「エヴァンゲリオン」を見るのは必須だと思います。
内容を理解したかそうでないかで映画を楽しめるかどうかのレベルが全然変わります。
正直一発目の視聴が勝負みたいなところはあってそれ以降の視聴は内容を理解する為の答え合わせみたいなところがあります。
なんでもそうかもしれませんが、一番感情的に見れるのが一回目なのでやはり予習をしてみるべきだと私は思います。

エヴァを見るときは当日は朝から水分を取らずにご飯だけ取るようにして人と話をせずに劇場に向かうのがいいと思います。
エヴァを見る前にトイレをして余ってる水分を出しておくことでトイレに行かずに全編視聴できます。
また、途中で喉が渇くのでジュースはあったほうがいいと思います。炭酸は抜けるので炭酸はやめておきましょう。









こっからまともな感想になるんだけど






個人的には庵野にしては置きにいったかなという印象。
TV版の終わりが訳が分からない拍手で終わり、その補完として上映された旧劇場版ではアスカの首を絞め、「気持ち悪い」と言われて終わり、前作のQではカヲルが死にハチャメチャになって終わりと脳みそいかれてんじゃないかという終わりをし続けてきたエヴァにしては見事にそしてきれいに終わった。
Twitterのオタクが言っていた「エヴァ終わった」というのがとてもしっくりくるし、自分も「エヴァ終わった」というのが感想だった。
庵野の集大成。大人になった庵野がエヴァを完成させにきたのかなといった印象が強い。
今までの解釈を観客に投げるようなことがなく、作った言葉や自分で考えた設定をしっかり拾って紹介するようなものであった。
いままでのエヴァ一つ一つがが大小の穴の開いた鍋だとするとTV版の鍋の穴から落ちた水を旧劇場版で受け止め、序破から落ちた水をQで受け止め(序破で落ちた水をQで受け止めキきれているとは思えないしなんなら底なしの鍋たと思うが)その二つから落ちた水をシンエヴァという名の大鍋で受けとめたようなイメージ。
大がかりな伏線回収、旧劇場版に関しては23年の前の伏線(伏線といっていいかわからないが)を回収したし、旧劇場版のアンサーとしても大いに働いている。
なにより感動したのがといって場面をあげたい気分になるが、ネタバレになるのでやめておく。
ネタバレを含んだ感想はDVDブルーレイが発売されてからじゃないんといけないんじゃないかなと思う。

僕が十数年にわたって好きだったエヴァンゲリオンは終わった。
昨日まではエヴァが終わったらどうなってしまうんだろうと思っていたが、案外あっけなく終わった。
いままでは庵野が嫌いだったが今回ので好きでも嫌いでもないくらいにはなったし、庵野もオタク(僕含む)も大人になったから(つっても僕よりなん十歳も年上だが)庵野がエヴァを責任もってきちんと終わらせることに納得できたんだと思う。
エヴァは終わったが現実が終わるわけではないし、オタクにはオタクの現実が待っているので人生を強く生きていくことが大事なのだと庵野は教えてくれた。

さようならすべてのエヴァンゲリオン。
エヴァがない世界でも戦ってみようと思います。


最後ネタバレ感あるな

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